節分と言えば豆まきですが、なかなか思いっきり豆まきができない人も多いようです。
そこで、アパートで一人暮らしをしている人、マンションに親子で暮らしている家庭をそれぞれモデルとして、アパート・マンションでの豆まきのやり方を提案したいと思います。
節分の豆まきアパートで一人暮らし編
一人暮らしの人は、豆まきをしない人も多いと思います。かく言う私も、昔一人暮らしをしていたときは、豆まきの「ま」の字も考えなかったと記憶しています。
しかし!せっかくの節分に豆まきをしないなんて、もったいない!
特に「最近、あんまりうまくいってないな」とか、なんかウツウツとしちゃってるとか、なんか元気が出ないなとか。。。そんな人こそ、思いっきり豆をまいて、ウツな気分を吹き飛ばしましょう!
そもそも節分は、旧暦の大晦日にあたる日。気分を変えて、邪気を祓って、福を呼び込む。そして、翌日からは、新たな生活を始めましょう。
●これはNG
しかし、次のことをするのはNGです。
- 大声で叫びならが豆をまく。
- 部屋の外に豆をまく。
お隣さんに迷惑です。特にお隣さんが恐い人の場合は、絶対にやめましょう。トラブルの元になります。
ベランダがある場合には、自分の部屋のベランダまで豆が飛び散る分には大丈夫ですが、部屋の外や共有部分に豆を飛び散らかしてはいけません。
●これがおすすめ
私の個人的おすすめの豆まき方法は、以下のとおり。
- 窓やドアを少しだけ開ける。ただし、自分の姿が外から見えないような位置に立つ。
- ささやき声または小声で「鬼は~外」「福は~内」などと言う。
- 「鬼は~外」の時は、豆を外側の方向に思いっきり投げつける。ただし、窓やドアの隙間から外に出ないように投げる。ドアやガラスなどの硬いものに当たると、うるさいし、物を傷つけてしまうといけないので、カーテンなどの柔らかいもの(衝撃を吸収してくれるもの)に投げつける。
- 「鬼は~外」の時は、目一杯、気合を入れて思いっきり豆を投げつける。(自分の中の鬼も追い払うくらいの勢いで。でも声は静かに。)
- 「福は~内」の時は、一転、顔をほころばせ、全身の力を抜いて、外側から内側に向けて、福を誘うように優しく豆をまく。
- 「福は~内」の時は、すでに自分が最高に幸せな瞬間にいるという幸福に包まれた状態をイメージしながら豆をまく。
- 夜遅くならないうちに豆まきをして、豆まきが終わったら、すぐに掃除機をかけて部屋を綺麗にするのがベター。
今までとは違う新しい生活を始めるチャンスとなる節目なので、目一杯活用してください。
節分の豆まきマンションで親子暮らし編
小さな子供さんのいる家庭ならば、子供も一緒に楽しんで豆まきをしたいですね。
●これがおすすめ
そこで私のおすすめの豆まきのやり方は、以下のとおりです。
- 豆を小袋に入れて、または最初から小袋に入った豆をそのまま投げる。
- 窓やドアは、豆を入れた小袋が飛び出さないくらいに少しだけ開けておく。
- お父さん(またはお母さん)は、あまり恐い鬼を演じない。
- ちゃんと「鬼は~外」をやる場合には、軽くベランダに豆の袋をまく。
特に小さな子供さんが豆をまくと、もうアチコチに飛び散らかして収拾がつかなくなります。後片付けのことも考えて、最初から散らからないようにしましょう。
部屋の外やマンションの共有部分に豆が飛び散らないようにする必要があります。ただ、ずっと開け放しておくと、寒いし、子供の声が外に漏れて近所迷惑になる恐れもあるので、豆まきの最初だけ少し開けておいたら、すぐに閉めてしまっても良いでしょう。
子供を怖がらせすぎるのは、あまり良くありません。むしろ、親子で楽しんで豆まきをする方が、子供のためには良いでしょう。少ししたら役を交代して、子供に鬼をやらせるのも良いでしょう。
邪気を外に祓うという意味から、豆を外にまく場合は、豆が外に飛んで行ってしまわないように、かるくベランダに放って、すぐに回収します。一通り「鬼は~外」「福は~内」をやったら、後は窓を閉めて、鬼役の人に豆を投げて楽しめば良いでしょう。
この子たちが投げているのは、おつまみの小袋入りの豆かな?こんな感じでいいと思いますね。
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節分の豆まきは窓を開ける?
ここまでで、私は「窓やドアを少しだけ開けて」とお話してきましたが、「そもそも、最初から窓を閉めてやればいいんじゃない?」と思う人もいるでしょう。
アパートやマンションに住んでいる人の中には、豆まきは窓を閉めてやるものだと思っている人もいるようです。
でも。。。窓は開けてやってくださいね。
窓を閉めていたのでは、邪気は外に出られませんし、福も中に入ってこられません。
これは豆まきにかぎらず、ふだんの生活でも、窓を閉めっきりにせず、適度に開け閉めして空気を入れ換える必要があります。
まとめ
一人暮らしの人は、季節の節目の日に豆まきという儀式を通して、生活をリフレッシュさせていただければと思います。小さな子供さんをお持ちの人は、豆まきを一つの親子のコミュニケーションイベントとして、より良い親子関係のために活用していただければと思います。