古都鎌倉にはお寺や神社が多いためか、どんど焼きをしているところも多いようですね。
鎌倉では、どんど焼きは「左義長(さぎちょう)」として、神事として行われています。
正月のお飾りや古くなったお札などを焚いてもらう左義長ですが、場所によっては、餅つきや七草、神楽などとコラボしているとか…。
そんな鎌倉の左義長は、どこでやっているのでしょうか?
鎌倉の左義長(どんど焼き)は餅つきとコラボ?!
【荏柄天神社】
「左義長神事」と「餅つき」
日時:2018年1月15日(月) 10:00~
荏柄天神社(えがらてんじんしゃ)では、毎年1月15日に左義長神事が執り行われます。
同時に、関係者による餅つきも行われ、ついた餅は参拝者に振る舞われるようです。(有料かもしれないです。)
ちなみに、荏柄天神社は「天神さま」(菅原道真が祀られている)なので、多くの人が合格祈願や学業成就祈願のために訪れます。
古くは、太宰府天満宮や北野天満宮と並び、日本三大天神の一つに数えられていたそうです。
この荏柄天神社では「受験当日早朝祈祷」というのを受け付けています。
つまり、受験当日の早朝に、荏柄天神社で合格祈願の祈祷をしてくれるというものです。
受験生や、家族や知り合いに受験生のいる人は、左義長ついでに祈祷の申込をしておくと良いかもしれませんよ。
【八雲神社】
「左義長」+お汁粉
日時:2018年1月14日(日) 8:00~9:30
八雲神社でも、毎年1月15日に近い休日に左義長を行っています。
こちらは「餅つき」はしませんが、どんど焼きの火であぶった餅をいれたお汁粉が振る舞われます。(要100円?)
八雲神社と言えば「厄除け」です。厄除け祈願をしてから、帰りましょう。境内のご神木も立派ですよ。
鎌倉の左義長(どんど焼き)は七草とコラボ?!
【鎌倉中央公園】
「春の七草・どんど焼き」
日にち:2018年1月14日(日)
時間:13:40~ 七草粥とだんごの頒布
14:00~ どんど焼きの火入れ
鎌倉中央公園では、(財)市公園協会と近隣の自治会、山崎・谷戸の会の共催で、七草粥とどんど焼きの催しが開かれます。
この催しも、毎年、冬の恒例行事として行われているようですね。
七草粥と団子には、谷戸で採れた七草と谷戸米が使われているそうです。
七草粥用に「お椀とお箸をご持参ください」とのことです。一応、竹の器は貸し出してくれるようですが。
枝に刺さった団子は、どんど焼きの火で焼いて食べます。
鎌倉中央公園は、年中無休で開園時間は8:30~17:15です。
自然豊かな公園なので、少し早めに行って、公園内を散策するのも良いかもしれませんね。
鎌倉の左義長(どんど焼き)は神楽とコラボ?!
【材木座海岸】
「潮神楽」
日時:2008年1月11日(木) 10:00~
どんど焼きも最後に行われますが、メインは潮神楽です。
「鏡開きの神事」ということで、毎年、鏡開きの1月11日に行われます。
ここは「海岸」なので、漁師が新年に豊作や大漁を祈る神事です。
「神楽」や「剣舞」など、さまざまな神事が執り行われ、最後にどんど焼きがあります。
こうした神事はなかなかお目にかかれないので、防寒対策をしっかりして、お出かけください。
時間短めで、見栄えの良い神事の動画を一つ。
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まとめ
鎌倉といえば鶴岡八幡宮など、有名な神社でも左義長を行っています。
今回は、左義長+アルファという切り口でお伝えしました。新年早々、イベントをW(ダブル)で味わっていただければと思います。
※正月飾りの処分法やどんど焼きについては、以下の記事でお話しています。参考にご覧ください。
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お正月の玄関の飾りはいつから、いつまで飾る?処分はどうする?