本当にそうでしょうか?
七草粥の効能をお伝えし、具の調達や作り方をご紹介していきます。ご自分で作って、効果を試してみてくださいね。
七草粥って効果あるの?
七草粥を食べるという慣習は、中国から伝わり、無病息災を祈るものです。もともとは粥ではなく、汁だったようです。
まず、お粥ですが、消化が良いという印象がありますが、噛まずに丸呑みしてしまうと、逆に消化不良になります。お粥もよく噛んで(しっかり唾液を出して)食べる必要があります。
次に七草ですが、こちらはそれぞれに効能があります。
- せり
- なずな(ぺんぺん草)
- ごぎょう(母子草)
- はこべら(はこべ)
- ほとけのざ
- すずな(かぶ)
- すずしろ(大根)
ビタミンA・B・C、カリウム・カルシウム・鉄などのミネラルを多く含んでいます。血流を整え、生活習慣病に効能があります。健胃、肝機能調整、解熱、利尿、去痰、鎮痛などの効能があります。
ビタミンA・B・C、カルシウム・カリウム・鉄などのミネラルなどを含んでいます。風邪や高血圧の予防の効能があります。 健胃、下痢止め、肝機能調整、解熱、利尿などの効能があります。
咳・痰・気管支炎・扁桃腺炎などに効果があるとされます。
たんぱく質やミネラルを多く含んでいます。整腸、利尿、止血、浄血などの効能があります。
健胃、解熱、鎮痛などの効能があります。
葉には、ビタミンA・C・K、カリウム・カルシウム・鉄などのミネラルを含んでいます。根にあるジアスターゼが消化を助けます。健胃、解熱、咳止めなどの効能があります。
葉には、ビタミンA・B・C、カリウム・カルシウム・鉄などのミネラルを含んでいます。根にあるジアスターが消化を助けます。健胃、解熱、咳止めなどの効能があります。
ビタミンも豊富で風邪予防にもいいですし、胃腸にも良いので、季節的にも、疲れた身体にも優しい食べ物と言えるでしょう。
七草粥の具ってどうするの?
七草粥の具は上記の七草ですが、その入手方法は?
- 野草を摘む
- 自分で育てる
- 青果店などで購入
- ネットで購入
野に咲く七草を摘みます。七草の区別がつく人向け。
ハーブを自宅で育てるというのと同様に、自宅で七草を育てます。園芸好きな人向け。
現在は一般的な方法。七草粥の時期になると、八百屋やスーパーなどで七草セットが販売されます。
ネットでもフリーズドライの七草セットなどを販売しています。いくつか調べてみたのがこちら→こだま食品、楽天、Oisix、神州一味噌、JA三島函南直売所
ちなみに、おかずとしては、梅干し、漬物、佃煮、魚(焼き魚、煮魚)などが多いようです。揚げ物やこってりしたものよりは、あっさりした和風のおかずの方が合うのではないでしょうか。胃を休めるという観点からも、それがおすすめですが、栄養のバランスを考えるならば、魚などタンパク質を取り入れた方が良いでしょう。
七草粥の作り方
基本的な七草粥の作り方です。
- 0. 約2人分の材料=米:1カップ(1合)、水:約1000cc、七草:適量、塩:適量
- 1. 土鍋に研いだ米を入れ、水につけておく。
- 2. 強火にかけ、沸騰したら弱火にする。30分~1時間くらい煮る。
- 3. 火をとめる直前に、刻んだ七草を入れて少し蒸らす。塩で味付けする。
ほかに、「炊飯器」、「電子レンジ」、「炊いたご飯」などを使って七草粥を作ることもできます。それぞれ、「七草粥 作り方 〇〇」などで検索すると、作り方を検索できますので、必要ならば、調べてみてください。
普通は塩味で、私も塩味の七草粥があっさりしていて好きですが、中には好まない人もいるようですね。味付けについては、「七草粥 味付け」で検索すると、いろいろな味付けのアレンジ例がありますので、参考にしてください。
まとめ
七草粥は、ビタミン・ミネラルたっぷりで寒い季節にぴったり。さらに、疲れた胃をいたわってくれる。1月7日だけでなく、ふだんの生活に取り入れてみてもいいかもしれませんね。