水戸偕楽園復興支援企画!東日本大震災の被害は?梅まつりへ行こう!

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東日本大震災発生から5年になろうとしている今、

被災地は順調に復興しているのでしょうか?

被災した観光地の中には、今だ復興がままならない所もあります。

この記事では、関東地方で被災した茨城県・水戸の偕楽園の復興状況を見ていきながら、その復興を応援していきます。

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偕楽園は復興したのか?

●梅まつり来園者数推移

毎年2月から3月にかけて水戸の偕楽園で開催される「水戸の梅まつり」は、偕楽園で最も人を集めるイベントです。

次のグラフは、2007年度~2014年度の各年度における、梅まつりに来場する観光客数の推移です。

各年度は4月から翌3月までの1年間を期間としています。そのため、東日本大震災があった2011年3月11日は、2010年度の最後ということになります。

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(2013年度・2014年度のデータは、2012年度のデータとは情報の取得元が異なるため、多少誤差があるかもしれません。)

東日本大震災は、ちょうど2011年(2010年度)の梅まつりの開催期間中に発生しました。そのため、2010年度からガクッ!と梅まつりへの来場者数が減っています。

梅まつりに関しては、来場する観光客の数が約半数に激減し、その傾向は今もなお続いています。

●水戸市の主要イベント及び観光の傾向

偕楽園を含む水戸市各所で開催される主要なイベントの来場者数は、どれも震災により大きく落ち込んでいます。

ただ、その後すぐに盛り返しているイベントもあります。(以下のグラフには最新データは含まれていませんが。。。)

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また、梅まつりのように、一度落ち込んだ後、なかなか回復できなかったり、さらに数が落ち込むようなイベントもあります。

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2012年度までのデータを見てみると、全体的には梅まつりのように、一度落ち込んでから横ばい傾向にあるようです。(元データはこちらを参照してください。→PDF

このデータを見ると、水戸市に限らず茨城県全体でも、震災後に観光客数が大きく落ち込んでいます。

こんな状況下で、黄門様御一行も、水戸PRのために全国行脚するはめに陥っているようです。

偕楽園の東日本大震災の被害は?

●偕楽園の被災状況

2011年の梅まつり期間中に震災が発生しました。その時、園内には約1,000人の来園者がいましたが、けが人を出すことはありませんでした。

震災で受けた被害は、南崖に約120mの地割れが生じ、園内の好文亭も内壁・外壁・戸などの損傷がありました。

これを受けて、開催中の梅まつりは中止に、偕楽園はしばらく閉園となりました。

しかし、翌年の梅まつりまでには、偕楽園は全面復旧を果たしています。

肝心の梅の木については、地震による被害はありませんでした。震災前と変わらぬ梅の花を現在も咲かせています。

●放射能の状況

茨城県の観光客数の減少は、放射能汚染に関する風評被害の影響が大きいものと思われます。

私は専門家ではないので、放射線量と人体への影響の関係について詳しくはわかりませんが、以下のページの情報を比べてみる限りでは、茨城県にたまに旅行に行くのが危ないようなら、東京都内に暮らしている時点ですでにアウトです。

茨城県の放射能情報一覧
東京都の放射能情報一覧


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水戸の偕楽園梅まつりへ行こう!

●水戸の梅まつり

2016年の「水戸の梅まつり」は、第120回という節目の年のまつりになります。

2016年の「水戸の梅まつり」は以下の日程で開催されます。

期間:2016年2月20日(土)~3月31日(木)

偕楽園の入園は無料、好文亭への入館には大人200円が必要です。

「水戸の梅まつり」は、偕楽園と弘道館で開催されます。

詳しくは、以下のホームページをご覧ください。→水戸の梅まつり

上記のリンク先のページでは、梅まつりの詳細や各種イベント情報、偕楽園のおすすめの歩き方など、さまざまな情報がありますので、是非参考にしてくださいね。

見頃やイベント情報については、以下の記事で取り上げていますので、こちらも参考にしてください。
  ↓
水戸偕楽園梅まつり2016の見頃・イベント・ライトアップ・花火?!

また、偕楽園へのアクセスや混雑状況などについては、以下の記事で取り上げていますので、こちらも参考にしてください。
  ↓
水戸偕楽園梅まつりのアクセス・混雑・駐車場について

●水戸の各種まつり

先ほどのデータでも少し触れましたが、水戸では梅まつりのほかにも、各種イベントが行われています。

桜まつり、つつじまつり、あじさいまつり、黄門まつり、萩まつり、菊まつり・菊花展、磯節全国大会などなど、多くのイベントがありますので、梅まつりとは違う季節に、また違うイベントで水戸の土地を味わってみてはいかがでしょうか。

機会があれば、ほかのイベントについても取り上げてみますね。

まとめ

福島県や茨城県は、風評被害によりかなり大きなダメージを受けているはずです。日本国内にはさまざまな観光地がありますが、震災から5年が経つ今、風評被害によりいまだ経済的な復興に漕ぎ着けない近所の観光地まで、この機会に出かけてみてはいかがでしょうか。

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