睡眠リズムで起こしてくれる目覚まし時計アプリを試してみました。
iPhoneアプリのSleepCycleというアプリを使ってみて、おすすめなのでご紹介します。
この快眠アプリの仕組みや効果的な使い方などについてもお話していきます。
快眠アプリのおすすめ
こちらの記事で、寝起きスッキリの快眠目覚まし時計について取り上げました。
↓
目覚まし時計で寝起きスッキリ?光で?レム睡眠??
その中で、無料で使えるスマホアプリがあったので、試してみて、おすすめなのでご紹介します。
●Sleep Cycle alarm clock
Sleep Cycle alarm clock – 睡眠アプリ
→ iPhone版はこちら
→ Android版はこちら
あ。。。 Android版は無料じゃなかったですね。99円でした。すいません。
そして、iPhone版も、実は240円のところが、セール中で無料になっていました。セール期間が終わって有料になっていたらごめんなさい。
ただ、240円なら支払っても損はないと思います。(そういえば、アプリ内で有料サービスへの切り替えの案内がありました。無料期間中は、機能限定版なんですね。)
私は、このアプリのiPhone版(無料期間中にダウンロード)を使用しています。
●Sleep Meister
上記の「Sleep Cycle alarm clock」のお話だけしようと思っていたのですが、基本的に無料アプリではなかったので、他の無料アプリも紹介しておきます。
Sleep Meister – 睡眠サイクルアラーム Lite
→ iPhoneアプリです → こちら
日本のApp Storeでは、無料カテゴリランキング1位だそうです。私も試してみて、使い心地を比べてみようと思います。
●Andriod用無料アプリ
Androidの無料アプリは、Google Playで「sleep cycle」や「快眠」などで検索してみてください。同様のアプリがいくつもあるようなので、実際にダウンロードして試していただければと思います。
SleepCycleの仕組み
●Sleep Cycle alarm clockの仕組み
まず、「Sleep Cycle alarm clock」では、スマホのマイクで拾った音情報や、加速度センサーで検知した身体の動きの情報に基いて、睡眠の状態を測定します。
私たちは、睡眠中に深い眠りと浅い眠りを繰り返しており、浅い眠りのときに起きると、スッキリと目覚めることができます。
「Sleep Cycle alarm clock」は、ユーザーが設定した時間の周辺で、浅い眠りの時にアラームを鳴らすことにより、快適な目覚めを提供するといいうアプリです。
●Sleep Cycle alarm clockの測定例
実際に、私がベッドの枕元にiPhoneを置いて、アプリを使用したときの睡眠状態の記録をいくつか見ていただきましょう。(画像をクリックすると拡大します。)
睡眠時間がバラバラで、不規則な生活をしているのがバレバレでお恥ずかしいのですが。。。
(A)では、最初の3時間ほどは深く眠っていますが、その後眠りが浅くなっています。
(B)では、最初深く眠っていますが、2、3時間後に急激に眠りが浅くなっています。確か夜中にトイレに行ったような記憶が。。。その後はある程度深く眠れていて、快眠度も75%と高めですね。
(C)は、どうなっちゃってるんでしょう?深い眠りと浅い眠りが頻繁に繰り返していますが、快眠度は70%とそれなりの眠りができています。こんなこともあるんですね。
最初私は、このアプリが音情報だけで眠りの状態を測定するものだと思っていたので、はっきり言って、このような細かい情報が取れていることには驚きでした。
その後、加速度センサーを用いて身体の動きの検知を行っていることを知り、「なるほど」と思いましたが。
このような睡眠状態の測定は、特に私のように不規則な生活をしている人(そして規則正しい生活に切り替えようとしている人)にとっては、睡眠改善のための貴重な情報を与えてくれます。
SleepCycleの使い方
●基本的な使い方
「Sleep Cycle alarm clock」も「Sleep Meister」も、基本的な使い方は同じです。
起きる時間をセットすると、その時間から30分前の時間までの間にアラームが鳴るように設定されます。
例えば、7:00にセットすると、6:30~7:00の間の眠りの浅いときにアラームが鳴ります。
セットしたスマホは、アプリの指示に従って枕元に置きます。アプリを信じて寝ます。
アラームが鳴ったら、「アラームを止める」か「スヌーズにする」かのどちらかを選びます。
スヌーズにすれば、その後何回も時間をおいてからアラームが鳴ります。
●アプリによる違いの注意
「Sleep Cycle alarm clock」と「Sleep Meister」を比べてみました。
実際には寝ないで、起きたままの状態で、机の上のスマホで20~30分後の時間を設定した場合の結果です。
どちらの場合も、アプリは私が起きていることを検出しています。
「Sleep Cycle alarm clock」の場合には、おそらくアプリが「起きている」と判断した段階ですぐにアラームが鳴りました。
スヌーズは設定時間になるまで、何度か鳴ります。
「Sleep Meister」の場合には、アプリは「起きている」と判断してはいるのでしょうが、すぐにはアラームは鳴りません。
結局、設定時間になって初めてアラームが鳴りました。
その後(設定時間以後も)何度もスヌーズのアラームが鳴ります。
【Sleep Cycle alarm clock の使い方】
例えば、起きたい時間が7:00の場合は、起床時間を「7:00」にセットします。
アラームは、6:30以降でアプリが「眠りが浅い」と判断するとすぐに鳴ります。
アラームをスヌーズで止めると、その後何度かアラームが鳴り、最後は7:00に大音量でアラームが鳴ります。
【Sleep Meister の使い方】
例えば、起きたい時間が7:00の場合は、起床時間は7:00よりも前の時間にセットしておいた方が良いでしょう。
今回は、30分程度の時間でしかも起きているという普通ではない状況で検証したので、確かなことは言えませんが、Sleep Meisterの場合は、セットした時間に近い時点でアラームが鳴る傾向にあると予想されます。
また、セットした時間を過ぎてもスヌーズが続くことから、実際に起きるのはセットした時間より少し後、という設定で作られているように思います。
●おすすめの使い方
私の個人的な感想に基づいた、おすすめの使い方をお話します。
まず、アラームの音で起きるかどうかについては、これは私自身も経験し、ほかの多くのユーザーも言っているように、アラーム音量が小さくても、アラーム音に気づいて目覚めることができます。(もちろん個人差はありますし、短時間の睡眠の場合には、なかなか目覚めないかもしれません。)
これは、やはり眠りが浅いときにアラームが鳴るという仕組みによるものだと思います。実際に試してみると、ビックリするかもしれません。
ただし、問題は、一度目が覚めても、そこで起きられるかどうかです。
私の場合、目は覚めても、アプリを止めて、結局また眠ってしまいます。
そこで、このアプリ以外にも、目覚まし時計を用意して、アプリでの設定時間より少し遅い時間にセットして、寝床から少し離れたところに置いておくことをおすすめします。
目が覚めることと、寝床から出て起きることは別物です。起床することを目的とするなら、確実に起きることができる手段を準備しておくことです。
このアプリのほかに、別の起床手段を用意することで、このアプリの有効性が損なわれるわけではありません。
このアプリはあくまでも、快適な目覚めのためのもの。そして、目覚めた後、確実に起床するための手段として別に目覚まし時計などを用意する。このニ段構えで臨むのが、私のおすすめです。
まとめ
スマホアプリでこのように簡単に睡眠状態を測定できることは、私にとって驚きでした。スマホをお持ちの方なら、継続的に利用するかどうかはともかくとして、是非一度はこれらのアプリを試してみていただきたいと思います。
特に私のように睡眠のリズムが崩れてしまって、改善したいと思っている方は、是非とも活用して、睡眠リズムの改善に役立てていただければと思います。