でも、ほとんどのイルミネーションが始まるのは11月くらいからです。
しかし、一足先に短期間だけ開催されるイルミネーションイベントがあるんです。
「スマートイルミネーション横浜」
ほかのイルミネーションとは一味違ったイルミネーションですよ。
スマートイルミネーション横浜2015
スマートイルミネーション横浜は2011年に始まりました。東日本大震災をきっかけに省エネへの関心が高まる中、”省エネ技術とアートでつくる「もうひとつの横浜夜景」”というコンセプトで開催されました。この年はLED照明推進協議会が後援しています。
スマートイルミネーション横浜は毎年開催され、今年で5年目になります。スマートイルミネーション横浜2015も当初のコンセプトが継承されています。
キーワードとなるのは。。。
- アーティスト
- 最先端環境技術
- みんなでつくる
国内外のアーティストたちが横浜の夜景を創造します。イルミネーションの展示だけでなく、ワークショップやアワードなど、次世代アーティストの育成も視野に入れた国際アートイベントです。
節電型照明技術(LEDや蓄光塗料など)、太陽光発電、バッテリー電源の使用など、各企業が自らが持つ環境技術を「まちなか」で披露します。
市民、商店街、企業、大学などが様々な形で参加できるよう企画され、「環境との共生」の実現に向けて、みんなが一体となって取り組みます。
アーティストたちによる光のアート「アートプログラム」については、最後で。
まちなか展示会は、象の鼻パーク、横浜港大さん橋国際客船ターミナル、神奈川県庁などで行われる予定です。
参加型のプロジェクトとしては、例えば、「ひかりの実」プロジェクトというのがあります。団体で「ひかりの実」キットを購入して、みんなで組み立てて笑顔を描き入れ、会場の木に取り付けるというものです。(このプロジェクトの参加は8月31日で締め切られています。)
ほかにも、有志による企画がいろいろあるようです。機会があったら、企画・実施をしてみるのもいいかもしれませんね。
スマートイルミネーション横浜は11月3日まで!
スマートイルミネーション横浜2015の開催概要を以下に示します。
- 期間
- 場所
2015年10月30日(金)~11月3日(火・祝)
象の鼻パーク、横浜港大さん橋国際客船ターミナルほか
スマートイルミネーション横浜2015についての詳細は、以下の公式ホームページをご覧ください。
http://www.smart-illumination.jp/
横浜でアートな夜を!
メインイベントの「アートプログラム」では、期間中、さまざまな作品が常設で展示されます。たくさんあるので、個人的に興味があるイベントだけいくつかチョイスして紹介します。
●たてものおしばい「塔(クイーン)は歌う」(会場:横浜税関)
昨年に続き、今年も「たてものおしばい」が催されます。昨年と同じ髙橋匡太氏による作品。
昨年は、像の鼻パークの周りの5棟のビルにプロジェクターで顔を投影して、建物たちがお芝居をしましたが、今年は、クイーンの愛称で親しまれる横浜税関が主役です。どうやらクイーンが歌ってくれるようですね、何を歌ってくれるんでしょう?楽しみです。
●Light up floating YOKOHAMA2015(会場:象の鼻パーク周辺海域~運河パーク周辺)
SUP(スタンドアップパドル)という、サーフボードみたいなボードの上に立って漕ぐのがありますよね。そのSUPにLEDを付けてライトアップするようです。水面に描かれる光の軌跡は美しいでしょうねぇ。
●電気自動車を使ったゼロエミッション茶会(会場:象の鼻パーク)
電気自動車からの電力だけでお茶会を楽しむというもの。なんか面白いですね。電気自動車とお茶会というギャップを楽しみたいですね。
●オープニングイベント たてものおしばい「塔(クイーン)と歌う」
これはもちろん、常設展示ではないですが。”たてものおしばい「塔(クイーン)は歌う」”と一緒に合唱部が合唱するオープニングイベントです。
開催日時:2015年10月30日(金) 18:00~
その他、詳細は公式ホームページで。(http://www.smart-illumination.jp/)
まとめ
いかがですか?スマートイルミネーション横浜2015。5日間と開催期間は短いですが、ただ見るだけのイルミネーションではなく、参加するイベントという感じでしょ?また、コンセプトもしっかりしていて、他のイルミネーションとは一線を画すイベントと言えるのではないでしょうか?楽しみっ♪