でも、味くらべならどうでしょう?
これなら断然「梅が勝ち!」だと思うんですが、いかが?
梅も甘いものも好きなあなたのために、東京で梅のスイーツを味わえるお店や梅と求肥の和菓子の店についてお話していきます。
梅のスイーツを東京で!
梅のある所、梅スイーツあり。梅と言えば天神さま。ならば、天神さまの周りに梅スイーツあり?
●つる瀬
東京で梅で有名な天神さまと言えば、湯島天神。そのそばにある「つる瀬」は、昭和5年創業の老舗です。
豆大福や豆餅が人気の店ですが、もちろん、梅を使ったスイーツもあります。
「ふく梅」は、ういろうの中に白梅あんが入っていて、上に小梅がちょこんと乗っている可愛い和菓子です。
焼き菓子の「ゆしま小町」の中には、梅の甘露煮が入っています。
また、「むすび梅」という、大豆の入った白蒸しおこわに、小梅がちょこんと乗ったおこわもあります。
店内には喫茶室もあり、白玉ぜんざいやあんみつ、くず餅やところてんなど、甘味を味わえます。
店頭で買ったお菓子を喫茶室で食べることもできます。
詳細はこちらで。
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つる瀬
●船橋屋
こちらも梅が見事な亀戸天神。そのそばにある「船橋屋」は、創業が江戸の文化2年(1805年)という、200年以上も続く伝統の店です。
亀戸天神は梅もいいですが、藤の花で有名ですね。その亀戸天神に行ったら、おみやげには船橋屋のくず餅、というくらい、船橋屋のくず餅は有名です。
その船橋屋には、くず餅だけでなく、あんみつ、ぜんざい、最中など、いろいろな商品があります。
期間限定で「梅あんみつ」が販売されます。梅あん、梅の甘露煮、梅の花の形のくず餅のコンビネーションに白蜜がかかったあんみつです。普通のあんみつも十分美味しいですが、梅の季節には、梅あんみつを味わいたいですね。
本店、亀戸駅前店共に、店内に喫茶スペースがあります。
詳細はこちらで。
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船橋屋
青梅のスイーツ店も健在です!
古くからの「梅の郷」である青梅には、もちろん、梅を使ったスイーツのお店があります。
●紅梅苑
あの大衆小説家の吉川英治の奥さんが、梅が好きだった亡き夫のために作ったお店らしいですよ。
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梅蜜でいただく葛切り、美味しそうですね~。
黒蜜もいいけど、サッパリしたものが食べたい時には、梅蜜はピッタリですね。
売店で買うだけでなく、店内の広い喫茶スペースで、甘味や栗おこわ膳をいただくことができます。
詳細はこちらで。
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紅梅苑 菓子処
●つぶあんカフェ
青梅駅から徒歩1分の店。地元の食材を使ったランチやデザートがいただけます。
おしるこのメニューが充実していて、「梅しるこ」も「白あん」と「つぶあん」があります。どちらも青梅の梅が使われています。
また、梅バニラ、梅ジュースなどのほか、各種デザートがあります。
詳細はこちらで。
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つぶあんカフェ
●梅菓匠 にしむら
大福をはじめとする和菓子を販売するお店ですが、「梅菓匠」と銘を打つだけあって、梅にこだわっています。
梅スイーツとしては、青梅の甘露煮が丸ごと入った「梅大福」と種を抜いた青梅の甘露煮が入った「二代目」がおすすめです。
また、梅果肉と白あんを練り合わせた「あおうめ饅頭」や、完熟梅の甘露煮が丸ごと入った「梅ゼリー」、そして、青梅の甘露煮などがあります。
詳細はこちらで。ネット販売もしています。
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梅菓匠 にしむら
梅と求肥の和菓子の店
東京には他にも、梅を使った和菓子を売る店はたくさんあると思うのですが、一つ気になった店があるのでご紹介します。
●あわ家惣兵衛
「惣兵衛最中」という求肥入りの最中が代表銘菓で、さまざまな賞を受賞しています。
梅関連の菓子としては、「青梅(あおうめ)」という青梅の甘露煮と梅あんを求肥で包んだ生菓子があります。
で、気になったのは、その販売方法ですが。。。
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楽天オンラインショップ
こちらは楽天市場ですが、ほかにもYahoo!ショッピングなど、オンラインショップを出しています。
で、その「あわ家惣兵衛」自身のホームページを見てみると。。。
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あわ家惣兵衛ホームページ
なんか、自分のところのホームページでは、全然商品の宣伝をしてないんですよね。そういう戦略なのでしょうか?
よく見たらNew Openした店舗について「やきたてを味わえる新感覚な店舗です」と書いてあるので、店舗でも売る気は満々なのだと思います。
ちょっと他の和菓子屋さんとは感じが違うので、ちょっと面食らってしまいましたが、なんだか面白いお店ですね。
こちらは、惣兵衛さんのお話。
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ちょっと話がずれちゃいましたね。すいません。
まとめ
天神さまと一緒に商売してるお菓子屋さんもあれば、多くの梅を伐採されたかつての「梅の郷」で、将来の「梅の郷」復活を願いながら頑張っているお菓子屋さんもあり、そうかと思えばネットで大きく販路を開拓しようとしているお菓子屋さんもある。なんだか、梅のスイーツから心は離れて、人もお店もさまざまだなぁ、なんて感慨にふけってしまいます。