一足早く春を告げる花「梅」。梅の花を見に行きたい!
東京で梅まつりが開かれてるのってどこ?
桜のライトアップは聞いたことあるけど、梅のライトアップもあるの?
そういえば、東京の青梅の方に広大な梅の里があったと思うけど、どうなったの?
これらの疑問にお答えしていきます。
梅祭り東京でライトアップがあるのは?
東京の梅まつりの中でライトアップがあるのは、湯島天神の梅まつりです。
天神さまと梅は切っても切れない仲ですが、この湯島天神(湯島天満宮)も江戸の昔から梅の名所として親しまれてきました。
園内には約300本の梅の木が植えられており、梅まつりの期間中は、日没から20:00までの間ライトアップされます。
●湯島天神梅まつり← 詳細はこちらをクリック!
期間:例年2月上旬から3月にかけての約1ヶ月間
時間:8:00~19:30(入園無料)
場所:湯島天満宮
場所の詳細は、Google Mapで「湯島天満宮」で検索してください。近くに不忍池や東京大学があります。
そうそう、梅まつりはちょうど受験シーズンと重なるので、受験生の人は「学問の神様」へお参りに行きがてら、知り合いに受験生がいる人は受験生のためにお守りを買いに行きがてら、梅の花を楽しんではいかがでしょう。
梅まつり東京のおすすめスポットは?
梅の木の本数順に並べてみました。
- 高尾梅郷(約1万本)
- 府中市郷土の森博物館(約1100本)
- 羽根木公園(約650本)
- 京王百草園(約500本)
- 池上梅園(約370本)
- 谷保天満宮(約350本)
- 新宿御苑(約300本)
- 亀戸天神(約300本)
梅まつりは3月中旬の数日のみ。無料
場所:東京都八王子市裏高尾町・西浅川町
梅まつりは2月上旬~3月中旬。大人200円
場所:府中市郷土の森博物館(東京都府中市南町6-32)
「せたがや梅まつり」は2月上旬~3月上旬。無料
場所:羽根木公園(東京都世田谷区代田4-38-52)
梅まつりは2月上旬~3月中旬。大人300円
場所:京王百草園(東京都日野市百草560)
特にまつりの催しはないようです。入園:大人100円
場所:池上梅園(東京都大田区池上2-2-13)
梅祭りは2月下旬~3月上旬。無料
場所:谷保天満宮(東京都国立市谷保5209)
特にまつりの催しはないようです。入園:一般200円
場所:新宿御苑(東京都新宿区内藤町11)
梅まつりは2月中旬~3月中旬。無料
場所:亀戸天神社(東京都江東区亀戸3-6-1)
吉野梅郷の現在は?
東京都青梅市に位置する吉野梅郷(よしのばいごう)は、関東でも有数の梅の里として親しまれてきました。2009年の日本経済新聞社が選ぶ梅の名所ランキングでは、全国1位を獲得しています。
東京ドームとほぼ同じ大きさの「青梅市梅の公園」や、その周辺に点在する梅園には、25,000本もの梅が植えられており、毎年2月~3月にかけて「吉野梅郷梅まつり」が行われていました。
しかし、梅の木のプラムポックスウィルス(PPV)への感染が広がったことから、2014年には多くの梅の木が伐採されました。「吉野梅郷梅まつり」も2014年を最後に、現在では行われていません。
青梅市では2016~2020年を再生・復興プログラム期間として設定しています。青梅の梅郷が元の姿に近付くまで、期待を寄せつつ見守っていきたいですね。
なお、「青梅市梅の公園」にあった梅はすべて伐採されました。代わりに、菜の花、ツツジ、福寿草、日本水仙などの花が植栽され、「吉野梅郷花まつり」が開催されています。詳しくは、吉野梅郷花まつりHPをご覧ください。
まとめ
東京にもいろいろな梅の名所がありますね。梅まつりの催しがない場所も挙げましたが、いずれも梅の名所であることに変わりはありません。
いろいろな場所に行ってみて、梅を見比べてみるのもよいのではないでしょうか。
※ちょっと足を伸ばしてみるのいいかも。
↓
小田原梅まつり2016。曽我梅まつり。駐車場はあるの?