喪中の人に年賀状を出してしまった!お詫びは?寒中見舞い???

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最近はメールでのやり取りが主流になり、手紙やはがきを出すことも少なくなってきました。だからこそ、一年に一度の年賀状は、大切な相手とのつながりをより確かにする手段として、いつまでも続けていきたいものですね。

年賀状も長くやり取りしていると、相手から喪中のはがきが届くことがあります。そんな時、あなたはどうしていますか?

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喪中の人に年賀状を出してしまった!

毎年年賀状を出している相手に年賀状を出してしまってから、「あっ、そういえば喪中のはがきをもらってたんだっ!」と気がつき、青くなったことのある人もいるのでは?あるいは、年賀状を早めに投函したら、喪中のはがきが郵便の都合で遅くなってから届いた、なんていうこともありえます。

「おっ、俺は、なんてことをしてしまったんだ~っ!」と深刻になることはありません。喪中のはがきをもらっていながら年賀状を出したという人は、思いのほか多いようですよ。喪中のはがきを出す側でも、すべての人に出しているわけではありませんから、知らせを受けていない人から年賀状が届くこともあるはずです。喪中だからまったく年賀状を受け取らない、ということではありませんよね。

そもそも、喪中のはがき(年賀欠礼状)の趣旨は、欠礼状を出す側が「喪中なので年賀の挨拶を遠慮させていただきます」ということです。つまり、「年賀の礼儀を欠くことになるけどごめんね」と言ってきているで、本来は、受け取った側が年賀状を出してはいけないという決まりがあるわけではありません。(もちろん、喪中のはがきの中で「年賀状の送付はご遠慮願います」のように書かれていたら、年賀状を出すほうがおかしいですけどね。)

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喪中の年賀状についてのお詫びは?

とは言っても、喪中の相手に年賀状を送るというのは、あまり常識的ではないので、ちょっとお詫びをしておくとか、なにかしら対処しておいたほうが良いかもしれません。特に年賀状の内容がお目出たすぎて相手の琴線に触れそうなときは、相手に届く前に手を回すか、詫びを入れておくほうが良いでしょう。

まずは、一度投函したはがきを回収できるシステムがあります。相手や状況により、どうしても年賀状が相手に届く前にストップしたいならば、回収するという手があります。郵便局で「取り戻し請求」をします。郵便局に本人確認資料と570円を持って行って、相談してみてください。

年賀状が相手に届く前に、相手にお詫びをしておきたい場合には、相手に電話やメールでお詫びしておけばよろしいと思います。あまり電話やメールでやり取りしない相手でしたら、はがきなどでもかまいません。

また、喪中に年賀状を送っても、気にしないような相手なら、事前に詫びを入れておく必要もないでしょう。

喪中には年賀状の代わりに寒中見舞いを!

やり取りする相手が喪中の場合、相手からも自分からも、年賀状の変わりに寒中見舞いを送ります。

寒中見舞いは、寒の入り(1月5日)頃から立春の前の日(2月4日)頃までに出す、寒さのため相手を気づかう便りです。年賀状は松の内(1月7日)までに出すものなので、その時期を越えた便り、または年賀状の代わりとしての便りとして寒中見舞いを送ります。

寒中見舞いの文面としては、寒い中相手の健康を気づかうような文を入れておけば良いでしょう。そして、喪中に対して年賀状を送ってしまったことを詫びるならば、その詫びの言葉を添えます。あるいは、年賀状を送らずに寒中見舞いに代えたのなら、喪中に際して相手の心中をなぐさめるような言葉を添えれば良いかと思います。

まとめ

失敗した!と自分は思っても、相手はそれほど気にしていないものです。また、喪中をきっかけに便りのやり取りを途絶えさせるのは、是非とも避けたいところです。必要なら気軽にお詫びを入れて、寒中見舞いを年賀状の代わりとして、しっかりと相手との絆をつなげていきましょう。

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