初詣のお参りの方法は?マナーは?願い事を叶えるには?

公開日:  最終更新日:2015/10/15

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初詣は新年の重要なイベントの一つですね。

ただ、初詣はただのイベントではなく、神様・仏様を詣でるわけですから、神聖な気持ちを持つだけでなく、正しい方法で、マナーに従って行う必要がありますよね。

最近は、普段から神社やお寺に行くことも少なくなってきて、たまにお参りをするとなると、「あれ?どうやるんだっけ?」と忘れてしまっている人も多いのでは?

そこで、初詣でのお参りの方法やマナー、さらには効果的な願い事の仕方などをお伝えします。

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初詣のお参りの方法は?

神社でのお参り

  • 鳥居をくぐる時に軽く一礼する。
  • 鳥居は、俗界と神域との境目です。神域に入らせていただくので、気持ちを引き締めて一礼します。

  • 参道は中央を歩かない。
  • 鳥居や参道の中央は、神様の通り道です。特に指示がない限り、中央を避けてその左右を歩きます。

  • 手水舎で身を水で清める。
  • 清めるのは「左手、右手、口」の順。まずは右手に柄杓を持って左手を清め、柄杓を左手に持ち替えて右手を清め、さらに柄杓を右手に持ち替えて左手の手のひらに水を入れ、その水を口に含んで清めます。最後にもう一度左手を清めます。柄杓に水を入れて縦にすることで柄の部分を洗い、もとの場所に戻します。

  • 賽銭を入れて、鈴を鳴らす。
  • 賽銭は投げ入れずにそっと入れます。神様への捧げ物なので、乱暴な入れ方はしません。また、鈴は賽銭を入れた後に鳴らします。

  • 二礼二拍手一礼をする。
  • まず2回、深くお辞儀をします。次に胸の前で2回拍手をします。この時、手の指はそろえ、左手を少し上にずらして拍手をします。そして、お祈りをします。最後に、1回深くお辞儀をします。

お寺でのお参り

  • 山門をくぐる時に一礼する。
  • 仏殿への入り口である山門をくぐる時、一礼します。

  • 参道はどこを歩いても良い。
  • 混雑している時など、特に指示がない限りは、参道のどの部分を歩いてもかまいません。

  • 手水舎で身を水で清める。
  • 手水舎での身の清め方は神社の場合と同じです。

  • 常香炉がある場合は煙で身を清める。
  • 常香炉がある場合は、お香を供え、お香の煙を浴びて身を清めます。

  • 賽銭を入れる。
  • まずは本尊の方を向いて、賽銭箱に賽銭を入れます。投げ入れず、そっと入れます。

  • 手を合わせて祈る。最後にまた一礼。
  • 鈴がある場合は3回鳴らします。拍手はせず、静かに両手を合わせて祈ります。手を合わせたまま、深くお辞儀をします。最後に手を体の両脇に戻して一礼し、終わります。

初詣のお参りのマナーは?

場所

まず、初詣に行く場所は、神社でも寺でもどちらでもかまいません。日本は基本的に多神教で、神仏習合の習慣があるので、特に宗教にこだわらないかぎり、どちらに参拝してもかまいません。特に神道や特定の仏教の教派を信仰している場合には、自分の信仰にふさわしい場所に参拝に行けば良いです。

参拝する神社や寺は、別に有名な神社や寺だとご利益が大きいとか、そういう違いはありません。基本的には、神社なら近所の氏神様(近くの神社)に参拝し、寺なら自分の家が檀家になっている菩提寺に参拝します。もちろん、その後で、有名な神社や寺に参拝してもかまいません。

友人などで集まって、新年になるタイミングに合わせて有名な神社や寺に初詣に行く場合もあるでしょう。その場合は、初詣(その年の一番最初の参拝)とはなりませんが、後で家の近くの神社や自分の家の菩提寺にも参拝に行くと良いでしょう。

日時

初詣に行くのは三が日でなくともかまいません。初詣は松の内の間に行くものとされています。松の内の期間は地域によって異なります。関東では元旦から7日まで、関西では元旦から15日までとする地域が多いです。

松の内の間に行けなかった場合は、遅くても旧正月(旧暦での正月)までに行くべきとする意見もありますが、グズグズ考えるよりも、思い立った時に参拝に行ってしまった方がスッキリするでしょう。

最近では大晦日深夜から年明けにかけて参拝するのが良いという考えがありますが、以前は元旦に神様と雑煮を食べた後に参拝に出かけていたそうです。要は、時間はいつでもいいです。ただし、参拝する神社や寺の参拝時間に合わせて出かけてください。

初詣に行ってはいけない場合

喪中は初詣に行ってはいけないと一般に言われています。神社への初詣は、基本的に喪中は避けましょう。これは、神道では死を穢れ(けがれ)とし考えるため、喪中の間、鳥居をくぐるべきではないのです。ただ、一年間の「喪中」ではなく、もっと短い期間の「忌中」が明ければ鳥居をくぐっても良いとする場合もあります。神道での忌中は、故人の没後50日間です。

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お寺への初詣は、喪中でも、例年通りに行ってかまいません。仏教での死に対する考え方は神道とは異なるためです。実際、葬儀や法要など、死にまつわる行事はお寺でとり行われていますからね。

初詣に対する心構え

相手が人間の場合でも、上司や年長者、尊敬する方のお宅に伺う時は、それなりにきちんとした服装で伺いますよね。初詣の場合は、相手は神様・仏様ですから、自分にとって最上級の位置づけの方のお宅に伺うようなものです。別に贅沢な服装をする必要はありませんが、それなりにきちんとした服装をするのが礼儀です。

また、そのような方と相対してお祈りをするときは、帽子やマフラー、コートなどを脱いぐのが礼儀です。この辺りは、一般的なビジネスマナーと同じです。正月にお屠蘇をいただくのは良いですが、酔っ払った状態でお参りに行くのは、やはり失礼ですよね。

同じように神社や寺に入ったら、そこは神様・仏様のお宅だと考えれば、おのずと、どんな行動をとるべきかは見えてくると思います。例えば、よそのお宅で写真を撮りたくなったら、勝手にパチパチ撮ったりはしないですよね。神社や寺でも、心の中で「失礼します。撮らせてください」の一言くらいは欲しいですね。神社や寺を去るときも、「お邪魔しました」の一言を心の中で言いつつ、一礼して去りたいものです。

初詣のお参りで願い事を叶えるには?

まずは、上記の礼儀を尽くすことです。無礼な相手の願いことを、わざわざ叶えてやろうという奇特な人はいません。神様・仏様でも同じことです。

あと、自分勝手な願い事ばかり並べ立てるのもNGです。あなたが神様だったら、多くの人の願いをどう叶えるか、考えてみてください。多くの人の幸せにつながる願い事の方を優先するはずです。特に初詣は、個人的なお願いよりも、国家や人類といった、大きな視点で願うものと言われます。

そうは言っても、やはり自分や周りの人のことをお願いしたいですよね。そんな時のお願いのポイントを挙げておきます。

  • まずは報告、感謝お礼をする。
  • 一年を振り返っての報告をし、感謝・お礼をします。まずは感謝の心から始めます。そうでないと、「なんだよ。去年願い事叶えてあげたのに、お礼の一つも無いんじゃ、今年は叶えてやらない!」と、神様がスネたり…しないとは思いますが。。。

  • 一つのことをお願いする。
  • いくつもお願いしても、フォーカスがぼやけてしまうだけです。本当に叶えたい願い事だけに絞ってお願いしましょう。

  • 多くの人の幸せに結びつける。
  • 例えば、「◯◯大学医学部に合格したい」という願い事の場合、ただ合格したいと言うだけでは、一個人の勝手な願いに過ぎません。ですが、その願い事も、「きっと立派な医師になって、多くの人を助けます」というように、多くの人の幸せに結びつけて願うならば、それは単なる一個人だけでなく、多くの人を救うことになります。そのような願い事の方が、優先されるはずですよね。

  • 自分の行動を宣言する。
  • 例えば上記の場合、合格してから立派な医者になるために頑張るのも大切ですが、そもそも、合格するために自分が勉強を頑張らなければいけないですよね。具体的に自分が何をして頑張るから、力を貸してくださいと、自分がとるべき行動を明確に宣言することです。

  • 現在完了形で願う。
  • すでに願い事が実現したかのように、感謝と共に祈ります。「〇〇大学に合格しました。力を貸していただき、ありがとうございます」のように、まだ実現していない願い事が実現したかのように祈ります。

※上記のうち、願い事実現のために自分が行うことを宣言する形をとるか、すでに願い事が実現したかのような祈りの形をとるかは、自分に合った方法を選んでください。

その他、願い事を叶えるには…

  • 初詣が終わったら、寄り道せずに真っ直ぐ家に帰ります。せっかくいただいた福を落としてしまわないようにとの考えからです。
  • 1年経ったお札、破魔矢、お守りなどは、神社でいただいたものは神社に、寺でいただいたものは寺に収めます。毎年新しい物に替えることです。いただいたお札や破魔矢は、神棚など見上げる位置(高いところ)に置きます。
  • お守りはコレクションするものではありません。いろいろなお守りを持っていると、お守り同士で喧嘩するという人もいます。
  • おみくじは引き直さず、たとえ凶が出たとしても、そこに書かれている注意に従って生活するようにします。凶のおみくじは神社や寺の樹の枝に結んで凶を吉に転ずる、という考え方もあります。家に持って帰って、折りに触れ見返して、気持ちを引き締めるのも良いでしょう。

まとめ

初詣などのお参りは、神様や仏様が見えないためか、形式的になりがちですが、「自分の大切な人のお宅を訪問する」というように想像力を使うことで、今までとは違った現実感が出てくるのではないでしょうか。また、神社や寺といった聖域に入っても、混み合っていたらお祈りを手短に済ますなど、人間界での気遣いも忘れずにいたいですね。

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