国の天然記念物でもあるこの桜、特に見頃の時期には、多くの観光客が訪れます。
当然混雑することになるのですが。。。
混雑の具合は?電車は?車は?駐車場は?どうやって行くのがいいの?などの疑問にお答えします。
根尾谷淡墨桜へのアクセスは?
●根尾谷淡墨桜
根尾谷の淡墨桜は、樹齢約1500年のヒガンザクラです。樹高約16m、枝張り20m以上、幹周り約10mの巨木です。
満開時の白色の花びらが、散り際に淡墨色になることから、淡墨桜と呼ばれています。
この一本桜を中心にした一帯が淡墨公園になっています。(入園無料)
3月末~4月末までは、18:40~21:00くらいの時間帯でライトアップされます。
住所:岐阜県本巣市根尾板所字上段995
電話:0581-38-2511
●公共交通機関によるアクセス
樽見鉄道・樽見駅で降りて、徒歩約15分
樽見鉄道は、大垣駅~樽見駅の間を走る鉄道で、この間、約1時間。
1時間に1本ほどの運行頻度なので、時刻表を確認してくださいね。
樽見鉄道各駅の時刻表はこちら → 樽見鉄道ホームページ
大垣からは途中の本巣停まりの列車もあるので、ご注意ください。
●車でのアクセス
・名神高速道路・岐阜羽島ICを降りて、約1時間20分
(岐阜羽島IC → 県道46号 → 県道18号 → 県道219号 → 県道23号 → 国道157号)
・名神高速道路・大垣ICを降りて、約1時間20分
(大垣IC → 国道258号 → 国道21号 → 県道23号 → 国道157号)
・東海北陸自動車道・岐阜各務原ICを降りて、約1時間20分
(岐阜各務原IC → 国道21号 → 県道23号 → 国道157号)
・東海環状自動車道・関広見ICを降りて、約1時間10分
(関広見IC → 国道418号 → 国道157号)
淡墨桜周辺の駐車場や混雑の具合は?
●見頃
例年、4月上旬~4月中旬が見頃になります。
年により、気候の違いなどから見頃の時期は前後しますので、最新情報を確認してください。
本巣市のホームページから、淡墨桜の開花状況やライブ映像を見ることができます。
↓
本巣市ホームページ 観光情報>根尾谷淡墨桜
●混雑
見頃の時期は混雑します。
特に、淡墨桜満開との情報を得た人たちが、一斉に見に来ますので、その頃は特に注意が必要です。
また、土日祝日には混雑しますのでご注意ください。最も見頃の時期には平日でも混雑が予想されます。
公園内は広いため、歩けないほどの混雑になることはまずありませんが、特に交通が混雑しますので、注意してください。
平日と土日祝日で選べるならば、当然、平日に行くことをおすすめします。
また、公園は24時間入れますので、できるだけ早めの時間に行くことをおすすめします。
●駐車場と道路の混雑
まず、こちらをご覧ください。淡墨公園周辺マップが下の方にあります。
↓
本巣市ホームページ 淡墨公園周辺マップ
このように、淡墨桜の開花時期は、周辺の交通規制がかかり、道路が一方通行になるため、実質的に一本道と同じになります。
マップにあるように、市営駐車場(P)がいくつもありますが(普通車:500円)、空いている所から入ることになるでしょう。
どこでもそうですが、駐車場に入るための渋滞から、周辺に渋滞が伸びていきます。混雑時は、国道157号が何kmもにわたって渋滞します。
知り合いの話では、観光バスで昼ごろに着く予定が、最後の数kmに2時間くらいかかってしまったそうです。(つまり、着いたのは午後2時ごろですね。)
国道418号ならば、観光バスも通らないし、交通量も少ないため、この道を利用して樽見駅付近まで来るという手もあります。ただし、山道で道が細い所もあるので、運転に慣れない方はご注意を。
基本的な対策は、混雑する時間を避けて、朝早く着くように出かけるか、電車を利用することです。
市営駐車場については、先ほどの周辺マップの少し上に書いてありますが、料金徴収時間が8:00~20:30の間です。朝8:00より前に駐車場に着けば、無料で停めることができます。
この8:00前を狙いたいところですが、それが無理でも、なるべく早い時間に着くようにしましょう。
また、帰りも、帰りの渋滞に合わないうちに、早めに現地を離れるのが無難です。
淡墨桜へは電車を利用する?
●車+電車の利用
電車利用については、途中まで車で来て、途中の樽見鉄道の駅から樽見駅まで電車を使うという手もあります。
これにより、淡墨桜公園周辺での駐車場待ち行列やそれに伴う渋滞を避けることができます。
・本巣駅の一つ手前のモレラ岐阜駅前にあるショッピングセンター「モレラ岐阜」の駐車場に車を停めて、モレラ岐阜駅~樽見駅の間を電車で移動する。
・国道157号線沿いの「道の駅織部の里もとす」に車を停めて、織部駅~樽見駅の間を電車で移動する。
その他、樽見鉄道各駅の駅前で駐車場を探すこともできるでしょう。
●電車の混雑
上記で私も電車利用を一つの対策としておすすめしましたし、本巣市ホームページでも公共交通機関の利用をすすめています。
それでは、樽見鉄道は空いているのかというと。。。見頃の時期は、電車もやはり混んでいます。
乗れなくなるほどではないと思いますが、最盛期にはかなり混み合います。
上記で途中駅からの乗車をおすすめしましたが、できることなら始発駅から乗車した方が良いです。
また、電車利用の場合も、みんなが出かける前に早めに出かけて、桜を見終わったら、帰りの観光客で駅がごった返す前にサッサと引き上げるのが無難です。
こちらは、2014年に撮影された動画ですが、電車の混雑具合がよくわかるので、参考までに。
↓
まとめ
最盛期に混雑するのは、根尾谷の淡墨桜にかぎらず、どこでも同じです。
そして基本的な対策もどこでも同じ。早めの行動ですね。
余裕を持ってスタートを切って、できるだけ快適に淡墨桜を楽しんできてくださいね。